グラウンディングって何?
大規模モデルは時々、もっともらしいデタラメを言います。嘘をついているのではなく、「次の単語を予測する」ことしかしていないから。いかにも本当らしい文章でも、本当とは限りません。グラウンディングは、その回答に「命綱」をつけます。答える前に実データや資料を調べさせ、結論を事実の上に置く——空想ではなく。RAGとの関係は?
混同されがちな二つ。RAG(検索拡張生成)は「関連資料を検索してから生成する」という具体的な技術です。グラウンディングはもっと広く、実情報でモデルの出力を「縛る」手法すべて。引用元を示す、データベースと照合する、ツールを呼んで最新データを取る、なども含みます。主な方法
検索によるグラウンディング先に関連文書を検索し、その文書だけに基づいて答えさせ、出典も示させます。
ツールによるグラウンディング
電卓や検索エンジン、APIを呼ばせ、その結果で答えさせます。暗算ではなく。
データベースによるグラウンディング
回答を知識ベースや構造化データの範囲に限定し、範囲外なら「わかりません」と言わせます。
なぜ重要になっているか
医療・金融・法律のような「間違えられない」分野では、でっち上げの回答が事故につながります。グラウンディングはAIを「言い放題」から「裏付けが言える」に変え、大規模モデルを本番へ送り出す安全装置です。まとめ:グラウンディングはAIの回答を「地に足のついた」ものにすること。まず確かめて、それから話す。
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