LangGraphって何?
LangChainのチェーンは一本道で、フローが複雑になると絡まります。LangGraphは発想を変え、アプリを「グラフ」として組みます。処理の各ステップをノードにし、ノード同士をエッジでつなぎ、データがメッセージのように流れる。ループ・分岐・並列・後戻り——グラフが得意なことをそのまま活かせるのがLangGraphです。LangChainとの関係は?
LangChain:一本のパイプライン「取得→質問→回答」のような順序が決まった単純な流れに向きます。
LangGraph:ループできる網
同じチームが作り、LangChainの部品を再利用できますが、制御の流れを「直線」から「グラフ」に格上げ。状態がノード間を流れ、いつでも確認できます。
どこが強いのか
状態管理フロー全体の状態を一元的に保存。読める・変えられる・巻き戻せるので、デバッグも監査も楽です。
ループと後戻り
普通のチェーンは前へ進むだけ。LangGraphは「戻る」ことができ、エージェントの検査で不合格なら前のステップへ戻ってやり直せます。
マルチエージェント協調
ひとつのグラフに複数のエージェントを置き、役割分担してメッセージをやり取りし、協力してタスクをこなせます。
永続化とチェックポイント
途中で保存・一時停止・再開できるので、長いタスクも安心です。
向いている場面
多段階の推論、繰り返しの検証、複数ロールの協調が必要な複雑なエージェントが本領。サポートボット、リサーチアシスタント、自動化ワークフロー、マルチエージェントシステムなど。単純なQ&AならLangChainで十分です。まとめ:LangGraphはエージェントの流れを「グラフ」に描くもの。ノードがステップを、エッジが流れを担い、複雑なタスクもすっきり整理できます。
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