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AIの常設ルール

システムプロンプト

システムプロンプトはモデルに設定するグローバルなルールと役割定義。すべてのターンに優先度の高い形で効き、AIの正体と境界を決める「見えない憲法」です。

システムプロンプトって何?

あなたがAIに打つ一言一言は、すべて「ユーザーメッセージ」。そのさらに上に、見えないけれど常に効いている「総則」があります。それがシステムプロンプトです。モデルに与えるグローバルなルールと役割——あなたは誰で、どんな口調で話し、何ができて、何をしてはいけないか。

普通のプロンプトと何が違う?

位置が上
ユーザープロンプトは「この回の依頼」、システムプロンプトは「全回を通じた憲法」。優先度はたいてい高く、モデルはこちらを先に守ります。
開発者だけが設定する
ユーザーは基本的に変えられません。製品側が書き、アシスタント全体の「人となり」と境界を決めます。
効く範囲が最も広い
ユーザーが何を聞こうと、システムプロンプトは裏で働き続けます。空気のようにどこにでもあります。

何が書かれる?

役割の設定
「あなたは慎重な法務顧問です」の一言で、モデルは専門的な言葉と口調に切り替わります。
行動の境界
「情報を捏造しない」「違法な内容は断る」は安全の最低ライン。
出力形式
「日本語で返す」「箇条書きで」と書けば、スタイルが統一されます。
ツールと手順
使えるツールとその呼び出し方を教えるのは、エージェントの「操作マニュアル」です。

なぜ重要?

同じ大規模モデルでも、システムプロンプトの書き方で「頼れるアシスタント」か「でたらめばかり」かが決まります。またプロンプトインジェクションの最大の標的でもあります——これを書き換えられれば、すべての制限がすり抜けられるからです。

まとめ:システムプロンプトはAIの「見えない憲法」。その正体・境界・ボトムラインを決めるものです。

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