Figma AIとは?アイデアをデザインとプロトタイプに変えるAI機能
📦 Figma AIとは?
Figma AIは、Figmaとは別に提供されているAIアプリではありません。Figmaのデザイン環境に組み込まれたAI機能の総称で、画面デザインの作成、編集、画像処理、プロトタイプ制作などをサポートします。
Figma AIの特徴は、AIが作ったものをそのまま画像として受け取るのではなく、Figma上で編集しながら完成度を高められることです。
そのため、デザイナーにとっては「AIに全部作ってもらうツール」というより、アイデアを形にするまでの時間を短縮するための作業パートナーとして考えるほうが分かりやすいでしょう。

🌍 世界での利用状況
FigmaはUX/UIデザイナー、プロダクトチーム、開発者、スタートアップ、企業など、世界中のユーザーに利用されています。
近年はAI機能の強化にも力を入れており、First Draft、Figma Make、AI画像編集、Figma Agentなど、デザイン制作のさまざまな段階をAIで支援する機能が増えています。
特にFigma Agentは、自然な文章でデザインを作成したり修正したりできる新しい方向性の機能です。ただし、新機能は段階的に提供される場合があるため、アカウントによって利用できる機能が異なる場合があります。
🧩 主な機能
🤖 Figma Agent
Figma Agentでは、自然な文章を使ってデザインの変更や改善を指示できます。レイアウトの変更、画面の調整、デザインに関するフィードバックなど、従来は手作業で行っていた作業をAIに任せられます。
🎨 First Draft
First Draftは、アイデアをWebサイトやスマートフォンアプリの初期デザインに変換する機能です。
ECサイト、ダッシュボード、ランディングページ、モバイルアプリなど、一般的なUIパターンを使ったデザインのたたき台を作る用途に向いています。
🚀 Figma Make
Figma Makeは、単純な画像生成とは違います。プロンプトや既存のデザインをもとに、操作できるプロトタイプやWebアプリを作成できます。
デザイナーがアイデアを試作し、実際の動きを確認してから開発に進みたい場合に特に便利です。
✨ AI画像編集
Figma内で画像生成、背景削除、オブジェクトの切り抜き、画像の拡張などを行えます。簡単な画像処理のために別のソフトへ移動する必要を減らせるのがメリットです。
🎯 Figma AIの使い方
初めて使う場合は、いきなり「高品質なアプリを作って」と指示するのではなく、具体的な画面と目的を指定するのがおすすめです。
例えば、「ランニングシューズを販売するスマートフォン向けECサイトの購入画面を作成。商品情報、サイズ、配送先、支払い方法、合計金額、購入ボタンを配置」といった指示にします。
最初のデザインができたら、「情報を整理する」「購入ボタンを目立たせる」「余白を増やす」など、一つずつ修正していきます。
💡 上手に使うポイント
誰が使うのかを明確にする。ユーザー像と目的を伝えることで、単純な見た目だけではなく、使い方を考慮したデザインを作りやすくなります。
具体的な修正指示を出す。「もっと良くして」ではなく、「情報量を減らして、購入ボタンを目立たせてください」のように指示します。
既存のデザインを活用する。すでにブランドカラー、コンポーネント、既存画面がある場合は、それらを参考情報として利用したほうが実際のプロジェクトに近い結果を得やすくなります。
AIの結果をそのまま採用しない。見た目がきれいでも、ユーザーにとって使いやすいとは限りません。最終的な判断は人間が行うべきです。
🛠️ インストール方法
Figma AI専用のアプリを別途インストールする必要はありません。Figmaのサービス内にAI機能が組み込まれています。
Figma Designでは、利用できるAI機能をActionsメニューなどから確認できます。機能によって利用条件が異なる場合があります。
💰 料金について
Figmaには無料のStarterプランがあります。ただし、Figmaが無料で使えるからといって、すべてのAI機能を無制限で利用できるわけではありません。
AI機能の利用量はプランやシートタイプによって異なり、多くのAI機能ではAIクレジットが使用されます。
無料プランはAIを試してみたいユーザーには十分ですが、仕事で頻繁にAI機能を使う場合は、有料プランの利用を検討したほうがよいでしょう。
料金やAIクレジットの条件は変更される可能性があるため、契約前にはFigma公式の料金ページを確認することをおすすめします。
👥 どんな人におすすめ?
Figma AIは、UI/UXデザイナー、Webデザイナー、プロダクトデザイナー、開発者、プロダクトマネージャー、スタートアップ、デザイン会社などに向いています。
初心者はゼロからデザインを作る負担を減らせます。経験者にとっては、初期案の作成や繰り返し作業を短縮できる点が大きなメリットです。
❓ よくある問題
🔍 Figma AIが表示されない
プラン、シートタイプ、アカウント権限、チーム管理者の設定などを確認してください。新機能の場合は、まだアカウントに提供されていない可能性もあります。
🔍 AIが思ったようなデザインを作らない
できるだけ具体的に目的、ユーザー、画面構成、必要な要素を説明してください。特殊なデザインの場合は、AIだけで完成させるより手動で調整するほうが早いこともあります。
🔍 AIクレジットがすぐになくなる
AI機能によってクレジット消費量が異なります。画像生成や画像編集、プロトタイプ制作などを頻繁に使用する場合は、クレジットの使用状況を確認しましょう。
🔍 Figma AIだけで仕事を完結できる?
初期デザインやプロトタイプ制作には非常に便利ですが、ユーザー体験、ブランド、アクセシビリティ、最終的な品質確認までAIだけに任せるのはおすすめできません。
📈 まとめ
Figma AIの価値は、単純にデザインを自動生成することではありません。アイデアをデザインに変え、そのデザインを編集し、プロトタイプとして動かし、開発へつなげるまでの流れを短縮できる点にあります。
AIに完成品を任せるのではなく、自分のアイデアを素早く形にするためのアシスタントとして使うと、Figma AIのメリットをより引き出せるでしょう。

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