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短動画制作を速

日本の現場で選ぶ、短尺動画向けAIツール

短尺動画はAIにすべてを任せるのではなく、企画、台本、映像、音声、編集を分担させることで、制作時間を大幅に短縮できます。

まず結論:短動画はAIを組み合わせて作る

日本で短尺動画を継続的に制作するなら、一つのAIだけに頼る方法はおすすめしません。

TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reels向けの動画では、企画、台本、映像素材、ナレーション、字幕、BGM、編集まで必要になります。

私なら、まずChatGPTRunwayElevenLabs、CapCutを中心に組み立てます。

ChatGPTで企画と台本を作り、Runwayで必要な映像素材を用意し、ElevenLabsでナレーションを作成し、最後にCapCutで編集する。この流れが扱いやすいです。

もちろん、顔出しをしたくない場合、AIアバターを使いたい場合、長い動画からShortsを量産したい場合など、目的によって選ぶツールは変わります。

日本の現場で選ぶ、短尺動画向けAIツール
日本の現場で選ぶ、短尺動画向けAIツール

1. ChatGPT:最初に「何を作るか」を決める

短動画制作で最初に時間を使うべきなのは、編集ではありません。

まず「誰に、何を伝える動画なのか」を決めます。

ここで使いやすいのがChatGPTです。

例えば、AIツールを紹介する30秒動画を作るなら、単純に「台本を書いて」と頼むのではなく、動画の対象者や長さ、雰囲気まで指定します。

日本の20〜40代のビジネスパーソン向けに、
AIツールを紹介する30秒の縦型ショート動画を作ります。

最初の3秒で興味を引く。
説明を長くしすぎない。
実際の利用シーンをイメージできる内容にする。
最後は自然に次の動画を見たくなる構成にする。

ナレーション用の台本を作り、
0〜3秒、3〜10秒、10〜20秒、20〜30秒に分けてください。

こうすると、AIが文章だけでなく動画の構成まで整理してくれます。

短動画では、最初の数秒で視聴者が離れてしまうと、その後の内容を見てもらえません。

そのため、私は台本を作るときに冒頭3秒を最も厳しくチェックします。

2. Runway:撮影できない映像を作る

自分で撮影することが難しい映像を作りたい場合は、Runwayが候補になります。

例えば、未来の東京を歩く人物、宇宙から見た地球、商品の広告風映像など、実際に撮影すると時間や費用がかかる映像をAIで作れます。

ただし、30秒の動画を一つのプロンプトで全部作ろうとするのはおすすめしません。

短いカットを複数作り、編集で一本にまとめるほうが自然です。

例えば30秒動画なら、次のように分けます。

  1. 0〜3秒:視聴者を引き込む映像
  2. 3〜8秒:問題を提示する映像
  3. 8〜15秒:解決方法を見せる映像
  4. 15〜23秒:具体例
  5. 23〜30秒:まとめと次の行動

Runwayは、完成動画を一度に作るための道具というより、必要な映像素材を作るための道具として考えると使いやすくなります。

3. ElevenLabs:ナレーションを自然にする

顔出しをしない短動画では、映像と同じくらいが重要です。

AI音声を使えば、自分で毎回ナレーションを録音しなくても動画を制作できます。

日本語のナレーションでは、文章をそのまま読み上げさせないことがポイントです。

悪い例:
「今回は、近年急速に注目を集めている
AI動画生成ツールについて詳しくご紹介します。」

良い例:
「動画制作、まだ全部自分でやっていますか?」

「これ、AIだけでかなり短縮できます。」

短動画のナレーションは、テレビ番組の原稿のように整った文章にする必要はありません。

実際に人が話しているような短い言葉にしたほうが、映像との相性が良くなります。

4. CapCut:最後の編集をまとめる

生成した映像と音声をまとめて編集するなら、CapCutは使いやすい選択肢です。

自動字幕、テキスト読み上げ、動画編集、エフェクト、BGMなど、短動画制作に必要な機能が一通りそろっています。

AIで素材を作った後の仕上げをCapCutに集約すると、複数のアプリを行ったり来たりする必要がありません。

編集では、次の4点を確認します。

  • 字幕がナレーションとズレていないか
  • 画面の切り替えが遅くないか
  • BGMが声を邪魔していないか
  • スマートフォンで見たときに文字が小さすぎないか

AIが自動編集した動画をそのまま投稿するのではなく、最後の部分は自分で調整したほうが完成度は上がります。

5. Canva:デザインを整える

動画内のタイトル、図解、商品紹介画像、SNS用のビジュアルを作るならCanvaも便利です。

特に企業のSNS運用では、ロゴ、ブランドカラー、フォント、文字配置などを統一する必要があります。

AIで映像を作り、Canvaでデザイン素材を作り、CapCutで最終編集するという使い方もできます。

ただし、ツールを増やしすぎると制作そのものが面倒になります。

個人で短動画を始めたばかりなら、CapCutだけでかなりの部分を完結できます。

6. HeyGen:顔出しなしで人物動画を作る

商品説明、ニュース解説、企業紹介などで「人がカメラに向かって話している形式」にしたい場合は、HeyGenのようなAIアバターサービスが候補になります。

自分で撮影する必要がないため、同じ人物や同じスタイルで複数の動画を作りやすいのがメリットです。

海外向けの商品紹介などでは、日本語版、英語版、中国語版など、複数の言語に展開する際にも利用できます。

ただし、すべての動画をAIアバターにする必要はありません。

商品の魅力を見せたい動画なら、人物よりも実際の商品映像や生成映像を中心にしたほうが自然なケースもあります。

7. 長い動画からShortsを作る場合

すでにYouTube動画、インタビュー、セミナー、ポッドキャストなどの長い動画があるなら、ゼロから短動画を作る必要はありません。

この場合は、AIに「見どころを探させる」ほうが効率的です。

長尺動画から重要な場面を抽出し、短いクリップとして編集するAI機能を利用すれば、1本の動画から複数のShortsを作れます。

私はSNSを継続的に運用するなら、この考え方をかなり重視します。

「1本作って1本投稿する」のではなく、「1本の素材から複数の動画を作る」という発想です。

8. 実際の制作フロー

短動画を継続的に制作するなら、次の流れにすると効率が良くなります。

  1. ChatGPTで動画のテーマを決める
  2. ChatGPTで台本を作る
  3. 台本を5〜8個程度の映像カットに分解する
  4. Runwayで不足している映像を作る
  5. ElevenLabsでナレーションを作る
  6. Canvaで必要なタイトルや図解を作る
  7. CapCutに素材をまとめる
  8. 自動字幕を生成する
  9. BGM、効果音、カット、ズームなどを調整する
  10. 冒頭3秒をもう一度確認する
  11. TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reels向けに書き出す

この方法なら、AIが得意な作業と人間が得意な判断を分けられます。

AIには大量の作業を任せ、人間は「この動画を最後まで見たいと思うか」「この情報は本当に必要か」という部分に集中します。

9. AIっぽさを消すには

AI動画を使っていること自体が問題なのではありません。

問題なのは、どこかで見たことのある映像、似たようなナレーション、長すぎる字幕、説明ばかりの構成です。

AI生成動画を自然に見せたいなら、私は次の点を意識します。

  • 冒頭で結論を伝える
  • 1カットを長くしすぎない
  • 字幕を文章だらけにしない
  • 映像とナレーションを完全に一致させすぎない
  • 効果音を必要な場所だけ入れる
  • 自分の経験や意見を一つ入れる
  • AIが作った文章をそのまま読み上げない

特に最後が重要です。

AIに一般的な情報だけを話させると、似たような動画が大量にできます。

短動画で差が出るのは、AIの性能だけではありません。

誰が、何を、どんな切り口で伝えるのか。

ここに制作者自身の経験を入れることで、AIだけで作ったような印象が薄くなります。

10. 最初から全部のAIを契約する必要はない

初心者がよくやる失敗は、動画を作りたいと思った瞬間に大量のAIサービスを契約することです。

これはおすすめしません。

最初はChatGPT+CapCutだけでも十分です。

映像生成が必要になったらRunwayを追加する。ナレーションの品質を上げたくなったらElevenLabsを追加する。人物を使った動画が必要ならHeyGenを追加する。

必要になった機能だけ追加していくほうが、費用も制作時間も抑えられます。

AIツールを何個契約しているかより、毎週どれだけ継続して動画を公開できるかのほうが重要です。

11. 日本で短動画を作るなら、私はこうする

個人でTikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsを運用するなら、最初はChatGPT+CapCutで始めます。

ChatGPTで企画と台本を整理し、CapCutで編集する。まずはこの流れを安定させます。

映像表現を強くしたくなったらRunway。

ナレーションの品質を上げたくなったらElevenLabs。

AI人物を使いたくなったらHeyGen。

デザインを統一したくなったらCanva。

この順番で追加していけば、無駄な契約を増やさずに制作環境を育てられます。

最後に:AIより企画のほうが重要

短動画制作では、AIを使えば使うほど制作そのものは簡単になっています。

だからこそ、これから差がつくのは「動画を作れるかどうか」ではありません。

何をテーマにするのか。最初の3秒で何を伝えるのか。誰に届けるのか。そして、次も見たいと思わせられるか。

この部分は、まだ人間の判断が大きく影響します。

AIには面倒な作業を任せればいい。企画と最終判断までAIに丸投げする必要はありません。

私ならAIを「動画を作る人」ではなく、自分の制作チームを増やすための道具として使います。

使用したAIツール一覧

  • ChatGPT — 動画企画、台本作成、構成、アイデア出し
  • Runway — AI映像生成、Bロール、クリエイティブ映像制作
  • ElevenLabs — AIナレーション、音声生成
  • CapCut — 動画編集、自動字幕、AI機能、BGM、SNS向け書き出し
  • Canva — サムネイル、タイトル、図解、SNS用ビジュアル制作
  • HeyGen — AIアバター、人物出演型動画、説明動画

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